何時本国帰還の笛を---朝鮮戦争

「悩みを聞いた兵士たちは皆、この軍隊は途方に暮れている軍隊であると考え、この軍
隊そのものを、またその指揮官たちをも信頼せず、自分達がこの戦場でしていることにも
確信がなく、何時本国帰還の笛を聞くことができるのだろうかと思っていると私に言った」
マシュウ・B・リッジウェイ『朝鮮戦争』(1976刊)

朝鮮戦争と日本再軍備」古関彰一『歴史評論』1980年6月号

『展望日本歴史』22近代の戦争と外交(東京堂出版)より重引

ベトナム戦争では、これよりはるかに深刻な、「指揮官たちをも信頼せず」「自分達がこの
戦場でしていることにも確信がなく」なっており、帰還兵らの反戦運動へとつながった。
イラク戦争では徴兵でなく、志願兵が本国帰還を求めて訴訟を起こした。
本国帰還
の笛を何時鳴らすことができるか、米国と、世界の中で、とりわけ日本の取り組みがはたすこと
は極めて大きいのではないだろうか。






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