騒音問題アプローチ2  
騒音問題アプローチ2



 騒音問題へのアプローチで考えたいことは、騒音下の私たちは、あのイラク戦争から何を学ぶべきか、ということではないでしょうか。

つまり、アメリカの戦略が「先制攻撃」を肯定するようになり、時あたかも日本も「専守防衛」を捨てようとしています。
そういうときに私たちが、あの騒音は、米軍機が厚木にいる時だけ問題にすればいいのか、という問いが投げかけられるのは当然だと思います。

騒音は、米国の戦略的目的のために、
在日米軍の基地から飛び立ち、
着いた地域で、
そこに住む、米国と違う価値観をもつ人たちに対し、
空母と艦載機の殺傷力を使いこなす、
という 使命を達成するためにおきているわけでしょう。

だとすれば、騒音はうるさい、迷惑だ、よそでやってくれ、というだけでは、
実際にこの訓練が生かされている地域、たとえばアジアやイスラム諸国から、
信頼されるでしょうか?
厚木基地の周りの人たちが
その軍事作戦の当否や狙いを考えず、
自分たちが迷惑だ、ということしか
考えないのか?とか、

憲法9条をもっているのに、宝の持ち腐れではないか、とも
いわれるでしょうね。

  ですから、対外的に見て、間違いなくいえることの一つは、
先制攻撃の戦略とそのための訓練にたいして、
市民や自治体が何らかの見解をもって対処すること、
そのうえで騒音は迷惑だ、というのか、
それとも、そうした根っこのところには目をつむって、迷惑施設は困る、とだけいえばいいのか。それが果たして、問題の根本的解決につながるのか、
ということだと思います。ゴミ問題ともどこかで共通していますね。


 もちろん、私たちは、だからといって騒音から我が身を守る対策を無視したり、
軽視するものではありません。病人のいる家庭や、幼稚園、学校、病院などでは
絶対に対策が必要です。防音対策工事の補助の指定地域を拡大することも緊急にとるべきです。


騒音問題アプローチ3





SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送