騒音問題アプローチ3  
騒音問題アプローチ3



 騒音問題で、対外的に見て、間違いなくいえることの二つ目は、
アメリカは日本の同盟国であり、日本を守ってくれているんだ、
だから我慢せよ、という論理が、事実に合わなくなっている、ということです。

「イラク戦争の真実」や、
いくつかの点からそのことがいえるでしょう。

@ たとえば、厚木基地に導入されるという新機種について

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  米海軍は、FA18Eの配備を予定している米東海岸で環境影響調査を実施。
  2003年7月に、
   (1)FA18E中隊を、比較的周辺の人口が少ない二つの基地に分散配備する
   (2)これとは別に、着艦訓練場を遠隔地に建設する
  ―――との配備案を公表しました。
  米海軍の報告書によると、訓練場を新たに建設する理由として、
   (1)運用上の柔軟性を高める
   (2)騒音を軽減する
  ―――の二点を挙げています。
  また、海軍が開いた公聴会でも、居住環境の悪化や健康への悪影響など
  懸念の声が出たことが紹介されています。
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という報道がある。

もし、同じ機種の軍用機を使い訓練する時に、米国内では人権・環境に配慮し、日本ではそうでないとしたら、これはあきらかに日本への差別的対応ではないか。日米安保が対等平等の同盟関係だと主張する人は、こういう日米での大差について市民に説明する義務があります。

また、米海軍は、国内では調査し、公聴会をひらいて意見を尊重しても、同盟国日本ではそうしたことを一切無視するのか、騒音の抗議に行った人に、自動小銃をもって対応するのでなく、調査し、公聴会を開け、という問いに答える義務があるはずです。


A世界で唯一の米本土以外の空母の母港

厚木の訓練=騒音が、空母の艦載機によるものであり、世界で唯一の米本土以外の空母の母港=横須賀の使用が、日米間の約束でももう期限切れです。

少なくとも、横須賀を母港とさせなければ、騒音は次の日から止まる、はずです。

神奈川の基地関連自治体が一致してこの母港化を返上しようと動いているそうです。

空母が核空母になる(2008年)という事態は、周辺に騒音だけでなく、放射能汚染をもたらす危険があります。

鶴見川の上流からも、空母はやだよ!という声を強めましょう。


B米軍が日本を守ってくれるどころか、

先制攻撃や対テロ戦争が、逆に在日米軍へのテロ攻撃を招きかねないこと、

さらに、

日本の自衛隊が米軍を守るよう、イラクへ派兵せよ、と世界同盟へと変質していること。
があげられます。
以上から、戦後六十年近い今、もはや米軍が日本に基地を置く理由は無くなった、とはっきり言えるのではないでしょうか。

騒音問題アプローチ4





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