藤沢市議会における騒音問題の質疑より

藤沢市議会
平成16年 9月 定例会−09月03日-02号

◎4番(加藤なを子 議員) ただいま議題となりました請願16
第7号藤沢市上空からジェット機爆音をなくすための請願につい
て、紹介議員を代表して請願の趣旨の説明をさせていただきま
す。
 請願の理由は、藤沢市での上空の爆音は、横須賀の空母から厚
木基地へ飛来する際のジェット戦闘機の爆音と厚木基地での飛行
訓練、そしてNLPであることが明確です。長後の住宅街に、米
軍飛行機のエンジンカバーが民家の屋根を壊す事件もあり、市民
の安全も脅かされています。学校でも爆音で授業がたびたび中断
し、教育現場で子どもたちにも影響を与えています。FA18Fス
ーパーホーネットはF14トムキャットよりもエンジン出力が35%
もアップし、重く激しい爆音になっています。異常で耐えがたい
ほどのジェット機爆音に怒り心頭し、騒音のない静かで安全な
町に住みたいと強く願っての請願です。そのために、議会とし
て、住宅密集地である厚木基地でのすべての訓練を中止してほし
い。この意見書を日本政府及び米国政府に提出を求めているのが
請願の趣旨です。
 請願者はジェット機爆音をなくす藤沢の会、藤沢市長後2450−
4−304、元木健治さんです。

9月 定例会,09月14日-03号

請願16第7号藤沢市上空からジェット機爆音をなくす
ための請願を報告いたします。
 この請願については、質疑の後、討論として、「請願者が求め
ている厚木基地でのすべての訓練を中止することが、果たして我
が国の安全保障上妥当なことなのかどうかは確信を持てないこと
から、不採択とする」との討論と、「騒音のない静かで安全な
町に住みたいと願望されている率直な市民感情を考えると、国や
米軍にその対策を申し入れる意見書を提出するべきと考え、採択
とする」との討論と、「憲法9条の精神からいけば、厚木基地で
の訓練によるジェット機爆音などはあってはならないと認識して
おり、これまでもさまざまな請願、陳情については賛成してきて
いる。静かな夜、平和な環境というものが保障されるよう、今後
も同じ思いの皆さんとも力を合わせて運動を進めていきたいと考
え、採択とする」との討論と、「この請願は、ともかく住民の受
忍限度を超えているジェット機の爆音をなくしてほしいというの
が趣旨であるので、さまざまな立場の違いを超えて多くの市民の
賛同が得られると考えるため、採択する」との討論がありまし
た。
 この請願は挙手による採決の結果、採択すべきものと不採択と
すべきものとが同数となったため、委員長裁決により不採択とす
べきものと決定いたしました。


平成16年 9月 定例会−09月17日-06号

これらの米軍の基地強化の方針が示されているもとで、ジェッ
ト機爆音がさらにひどくなるのではないかと懸念をされるのも当
然であります。今議会にも市民から、藤沢の上空からジェット機
爆音をなくすための請願が出されましたが、市議会として意見書
を出すことができなかったことは大変残念であります。ここ数年
のジェット機爆音は市民の我慢の限界を超えるものであること
は、市民からの苦情の多さや市内4カ所の騒音測定地のデータ
を見れば明らかであります。ジェット機爆音をなくす課題は、安
保条約に賛成、あるいは反対の立場を超えて市民共通の課題だと
思います。
 藤沢市は、核兵器廃絶平和都市宣言都市として、また、その実
現のための条例をつくった全国でも数少ない自治体の一つとして
この問題に取り組むべきであります。また、従来から厚木基地返
還を市是としてきているわけであります。しかし、厚木基地を返
還させるためには、私は横須賀の米空母の母港化撤回が実現しな
ければならないと思います。空母の母港をつくる場合に、その港
の近隣に航空基地が必要であります。最も難しいと言われている
航空母艦への離着陸訓練を日常的にする必要があるからでありま
す。だとすれば、ジェット機爆音をなくすより現実的な方策は、
横須賀の母港化をやめることなのではないでしょうか。市長の御
見解をお聞きいたします

企画部長(脇田文雄)
               (
横須賀の母港化撤回につきましては、国防上の問題で
あるため、市として意見を言う立場にはございませんが、基地の
整理、縮小、早期返還がなされれば騒音問題は解決されるもの
と考えております。本市では、航空機騒音の抜本的解消策とし
て、県及び基地関係各市とともに、米軍や政府関係機関に対しま
して、基地の整理、縮小、早期返還及び空母艦載機の帰還と着艦
を空母と硫黄島の間で直接行うとともに、NLPと通常訓練をす
べて硫黄島で行う直結方式の採用を要請してきているところでご
ざいます。また、航空機騒音の軽減措置といたしまして、飛行
禁止時間の延長や、飛行禁止日の設定、そして低空飛行や編隊飛
行の禁止などを要請しております。
 今後とも、県及び基地関係各市と連携をとり、引き続き、粘り
強く要請活動を行ってまいりたいと考えております。

平成16年 9月 定例会−10月04日-08号

厚木基地の航空機騒音に対する本市の対応について
は、神奈川県基地関係県市連絡協議会を通じて、外務省や防衛庁
など政府関係機関に対し、米軍基地の整理、縮小、早期返還を初
め、航空機騒音の抜本的解決を図ることなどを要望するととも
に、市民への情報提供に努めるなど精力的に行動されていること
に心から敬意を表するものであり、今後も引き続き粘り強く行動
をされるよう要望いたします。

平成16年 2月 定例会−03月01日-01号

厚木基地の航空機騒音問題については、県や周辺自治体とと
もに、関係機関に対しその解決に向け要請を行ってまいります。

平成16年 2月 定例会−03月11日-04号

市長の施政方針で、国内平和問題では厚木基地の航空
機騒音問題について、県や周辺自治体とともに関係機関に対
し、その解決に向けて要請を行っていくと述べているのみで、平
和行政への取り組みが見えにくいので、藤沢市における平和行政
について具体的にお聞かせください。


市長(山本捷雄
「ジェット機爆音解消の取り組みについて」で
ございますが、1点目の厚木基地における訓練の中止を米軍や関
係機関に強く働きかけることについてでございますが、昨年5
月、米空母キティホークが横須賀港に入港以来、その艦載機によ
る騒音被害が拡大をいたしました。多くの市民の方々から騒音
苦情が寄せられ、2月末現在で1,006件と、昨年1年間の520件を
はるかに超える苦情が来ております。このような状況から、藤沢
市単独並びに県及び基地周辺各市とともに、米軍や政府関係機関
に対し、米軍基地の整理・縮小・早期返還を初め、航空機騒音
の抜本的解消などについて要請をしているところでございます。
こうした要請行動の結果、昨年10月の厚木基地におけるNLPが
全面的に中止されるなど、一定の成果が得られたものと考えてお
ります。今後とも県及び基地周辺と密接に連絡をとり、引き続き
粘り強く要請活動を行ってまいりますので、御理解くださるよう
お願いを申し上げます。
 なお、昨年末にスーパーホーネットが配備された前後の本市の
騒音測定結果につきましては、現在のところ特に騒音が増大し
ている状況とはなっておりません。引き続き、騒音状況につき
ましては注視していきたいと考えております。
 次に、2点目の母港化につきましては、国防上の問題であるた
め、市としての意見を言う立場にはございませんが、基地整理・
縮小・早期変化がなされれば騒音問題は解決するものと考えて
おります。


平成16年 2月 定例会−03月24日-06号

航空機騒音対策につきましては、厚木基地におけるNLPの
硫黄島への全面的移転とともに、通常飛行訓練の中止も含め、関
係機関に働きかけること、また防音工事区域の拡充を国へ強く要
望するようお願いいたします。

平成15年12月 定例会−12月10日-04号

「航空機騒音対策について」お尋ねをいたします。
 先月の松下議員の質問に引き続き質問させていただきます。私
がこの藤沢に引っ越してきたのは、ちょうど今から10年ぐらい前
の春でした。突然聞きなれない耳をつんざくような爆音が聞こ
え、空を見上げると見なれない鉛色の物体が雲の中へと消えてい
きました。そのときふと、何年か前に行った沖縄のことを思い出
しました。那覇空港から市内を抜けて恩納村のビーチに向かう途
中、渋滞の車の中から見た光景は、有刺鉄線を張りめぐらしたフ
ェンスに仕切られた余りにも対照的な印象を私に与えました。フ
ェンスの向こう側は青々した芝生が生い茂り、並走する道路には
ほとんど車はなく、広々とした空間が目の前に広がっています。
片やフェンスのこちら側は双方4車線の道路に車がひしめき合っ
て、まるで肩でもこすり合わすかのような状況であります。表現
が大変大げさでありますが、フェンス1枚に仕切られた、まるで
天国と地獄のようでありました。そのフェンスの向こう側とは、
沖縄でも最も活発な米軍嘉手納基地であります。初めて目にする
日本の戦争の傷跡を目の当たりにし、改めて日本は敗戦国である
ことと、戦後の日本の発展は日米関係抜きでは語れないことなど
に思いをめぐらしていたときに、それをかき消すかのように爆音
をとどろかせて戦闘機が基地中央へと吸い込まれていきました。
藤沢に住んではや10年、市民の負託を受ける身となった以上は、
この難題にも真正面から取り組まなければならないと決意を新た
にしているところであります。
 前置きはこれくらいにいたしまして、本題に入りたいと思いま
す。
 この航空機騒音は、ここ10月の声を聞くころから少し落ちつ
き、7月、8月ころの激しさは緩和されているようであります
が、前回の質問でもありましたように、新しい艦載機のFA18F
スーパーホーネットが配備されたようで、このスーパーホーネッ
トは以前のF14トムキャットより高性能で、さらに大きな騒音
を出すと聞いております。そこでお尋ねいたしますが、このスー
パーホーネットの配備並びにNLP等、訓練の実施状況は現在ど
のようになっているのか、また、配備後の騒音は測定値でどの
ような数値を示しているのか、お聞かせいただきたいと思いま
す。
 これまでも何度となく議論をされ、本市としても再三にわたり
粘り強く関係機関に働きかけ、その結果、エアショーにおけるデ
モンストレーションフライトが全面廃止されたり、NLPの訓練
施設として硫黄島が整備提供されたことなどは高く評価をされて
おるところであります。また、市全域が防音工事の対象となるよ
うに働きかけ、一部地域に防音工事が施されていることは聞き及
んでおり、そこで、現在の住宅防音工事が施されている区域と1
軒当たりの工事内容はどのようなものなのか、また、その区域の
選定はどのような基準で行われたのか、お聞かせください。
 次に、本市は横須賀に停泊する米空母キティホークと厚木基地
を結ぶ通過空路下であります。そこで、艦載機の飛行経路と防音
工事対象区域の関係が一目でわかるようなマップの作成はできな
いでしょうか。また、飛行経路は一定なのでしょうか、以前と比
べて変更はないのか、お聞かせください。
 前回の御答弁で、住宅防音工事の対象及び区域の拡充は検討課
題として認識している。新規施策として外郭防音工事の助成を一
部地域について実施するとの国からの回答を得ているとのお答え
でありました。そこで、この住宅防音工事の対象区域の見直しは
どの程度の範囲で、具体的にどのような内容の防音工事が見込ま
れるのか、お聞かせをください。

企画部長(笠井達夫
「航空機騒音対策について」お答えいたします。
 1点目のスーパーホーネットの配備並びに訓練の実施状況、配
備後の騒音測定値についてでございますが、去る9月24日、耐
用年数を迎えアメリカ本国に帰還したF14トムキャットの後継機
としてFA18Fスーパーホーネット4機が、11月13日、厚木飛行
場に配備されました。今後9機を配備予定とのことでございます
が、その時期については公表されておりません。現在本格的な訓
練はしていないということですが、今後本格的な訓練が行われる
ものと思われます。スーパーホーネットは、現在厚木基地に配備
されているFA18Cホーネットの改良型で、アメリカ側の正式な
発表ではありませんが、ホーネットに比べエンジン出力が35%ア
ップ、騒音は離陸時が同程度、着陸時に5%程度アップすると
言われております。本市の騒音測定結果を見ますと、スーパー
ホーネットが配備された前後の騒音測定結果につきましては、
現在のところ特に騒音が増大している状況とはなっておりませ
んが、今後の本格的な訓練時の騒音状況を注視していきたいと
考えております。
 次に、2点目の現在の住宅防音工事の対象区域及び防音工事の
内容、並びに対象区域の選定基準についてでございますが、現在
防音工事の対象となっている区域は、本市北部の長後、遠藤、大
庭、湘南台、石川などの一部地域となっております。防音工事の
内容につきましては、特に騒音の大きい第一工法地区(80W値
以上)では、防音サッシの設置、天井、壁の防音化、空調機器の
設置などでございます。第二工法区域(75から80W値)では、防
音サッシの設置及び空調機器の設置などとなっております。この
防音工事は国が実施している補助事業でございまして、対象区域
の選定につきましても、国が実施した騒音測定結果に基づいて
線引きがされております。
 次に、3点目の飛行経路の変更の有無及び飛行経路と防音工事
区域との関係がわかるマップの作成についてでございますが、飛
行経路については、主に藤沢市と茅ヶ崎市の間の海岸線から厚木
基地に向かって真っすぐ北に伸びるルートとなっております。経
路につきましては、米軍に確認したところ変更はされていないと
のことでございます。マップの作成につきましては、飛行経路の
詳細が示されていないことから、国等に対し情報の提供を求め、
作成に向け努力していきたいと存じます。
 次に、4点目の住宅防音工事対象区域等の見直しについてでご
ざいますが、藤沢市単独や基地周辺各市との要請行動の結果、国
では、今年度新たな事業として、騒音の著しい防音工事対象地
域について、これまでの部屋単位での防音工事に加え、家屋全体
を1つの区画として、その外郭について防音工事を行う事業を開
始しております。さらに国では、昭和61年9月の防音工事対象区
域の最終告示以降、相当の年数が経過し、その間、航空機の騒
音状況に変化が見られることから、今年度、対象区域の見直しに
向けた騒音度調査を実施しております。






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