以下は、厚木の米海軍航空施設についての、GlobalSecurity.org -

からの抄訳です。

　騒音に苦しむ国民をよそに、あけすけに厚木基地の利点を語り、

同時に弱点について指摘しているのが注目されます。

特に、「フィールドで行う空母着艦訓練は硫黄島で行われる。両国政府間で、日本が米海軍に
恒久的な空母着艦訓練場を提供するまでの暫定的措置として合意している」との記述は、

他の資料同様、あくまで硫黄島の訓練を暫定的措置とみなしていることを示しています。

 

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Naval Air Facility Atsugi

 

海軍航空施設厚木は太平洋における最大の海軍航空基地で、第５空母航空群の基地だ

。厚木基地は日本の本州の関東平野の中心に位置し、軍事施設とわくわくするような

日本の場所が近くにあるという、恵まれた位置にあり、日本での滞在をすばらしいも

のとするもてなしを受けるだろう。

 

 

第５航空群の飛行機と操縦士は空中で長時間を費やし、整備・支援要員はキティ−ホ

ーク上か、かの硫黄島の滑走路で過す。

 

フィールドで行う空母着艦訓練は硫黄島で行われる。両国政府間で、日本が米海軍に

恒久的な空母着艦訓練場を提供するまでの暫定的措置として合意しているのだ。

 

厚木の位置は一時間以内に富士演習場、横田空軍基地などの他の米軍基地に行けると

いう便利さだ。

 

1991年のフィリピンのキュービ・ポイントや1995年のグアムのアガナナ米海軍基地の

閉鎖に伴い、厚木基地は西太平洋で海軍航空部隊を支える主要な基地となった。海上

自衛隊との共同使用により、厚木基地は作業上も生活上も本当に楽しく、世界でもユ

ニークな作戦基地となった。

 

海軍厚木航空施設の空気の状態は全体としてよくない。厚木の環境状態は一時的な健

康被害をもたらしている。雇用の条件として、被雇用者や従業員はCONUSの海軍医療

施設で診察を受け、配備が妥当か決めねばならない。

 

基地周辺は概して簡素な”ベッドタウン”で、横浜や東京の大都市で働いている。こ

れらは、非常に狭い地域に住宅、アパートやすし屋などが建て込んでいる。

 

厚木基地ほどの家族サービスが得られる海軍基地はめったにない。狭いながら歩いて

簡単にいけるし、売店、両替、郵便局、ビデオ屋、映画館、ボーリング、日曜大工、

ガス、ソフトボール場、フットボール場、競技場、三つのジムと一つのプール、日米

なんでものいろんなレストランがある。５マイルそばの座間基地に学校があり、実に

うまくできた家族サービスセンターが引越の手伝いや文化教室、花嫁探し、その他も

ろもろを提供している。。。旅行なども、近郊から北京まで。

 

八種類の航空機を使う米軍の１０個中隊が 、日本の数個中隊といっしょに一本の滑

走路を使っている。過密状態となるが、知識や着想、若干の優秀な訓練なども共有で

きる。第５航空群は厚木からわずか１５マイルの横須賀に常時駐留している空母キテ

ィ−ホークからやってくる。