厚木基地への要望書     
厚木基地への要望書

米軍機による飛行訓練の即時中止を求める要請書

町田平和委員会

 今年も暑い夏を迎えました。日本では八月は、第二次大戦で失われたたくさんの命を思い、二度と再び戦争の惨禍がもたらされることの無いよう、人々が、平和を誓い、戦争のない世界をつくるために行動する月です。

 しかしながら、わが国の政府は、アメリカが引き起こした無法なイラク戦争に加担するイラク派兵法を、強行採決し、世界の平和の流れに逆らう政策をすすめています。

 日本国民の大多数は、イラクへの、自衛隊に派兵を認めていません。それどころかイラクへの戦争を強化するための、在日米軍の飛行訓練も認めるわけにはいきません。
   町田市の上空を轟音を響かせて低空飛行する米軍の戦闘機の騒音は、市民の我慢の許容範囲をはるかに超えるものとなっています。

 電話やテレビの音もかき消され、昼寝をしている子どもも目覚めてしまう、会議も、学校の授業も中断しなければなりません。中学校では、英語のヒアリングテストができません。病院の上空であれ、学校の上空であれ、お構いなしに飛行する戦闘機は時に2機編隊で飛び、一歩間違えば人家密集地へ墜落しかねません。

 かつて町田市でも市街地への米軍ジェット機の墜落事故がありました。市民の中には、米軍機の騒音で、その当時の情景が思い出されるという人もいます。人口密集地の上を、戦闘機が飛行訓練するような都市は東京を除いて他にありません。

 あなた方、米国では、ニューヨークなどの大都市上空で、飛行訓練をしているのでしょうか。
 自国でやってないことを、他国の上空でやっていいはずがありません。

 騒音のない静かな、眠れる夜を返してください。
 戦闘機の飛行訓練を即刻中止してください。
 以上要請いたします。
                         2003年8月11日
在日米軍厚木航空施設司令官
   リード・エクストロム大佐殿




 


 


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