空母の追加配備で懸念される厚木基地の爆音

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日本共産党神奈川県議団

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【413】空母の追加配備で懸念される厚木基地の爆音
米太平洋軍のファーゴ司令官が、アジア太平洋地域にさらに1隻の空母を配備すると議会で証言しました。

もともと米第7艦隊には複数の空母戦闘群が配備されているのですが、改めて1空母戦闘群を追加配備するというのは、中東にまで作戦のウイングを広げたので、日本周辺やとりわけ朝鮮半島や台湾海峡を意識してのことでしょう。

日本に「空母2隻体制」といわれて久しいのですが、決して2隻の母港を日本の港にするというこではなく、この地域に2隻を配備するという今度の構想のことでしょう。

この空母戦闘群の母港にはハワイが予定されているといいますが、すぐ近くに修理や補給能力の高い横須賀基地があるのですから、わざわざハワイまで帰ることは考えにくく、実際には「母港」といわなくても横須賀を拠点として任務に就くことが想定できます。

空母キティホークと入れ替わって寄港することが多くなり、必然的に厚木基地での離着陸訓練が多くなることは避けられません。
空母戦闘群は約10隻の艦船で編成されていますから、横須賀への戦闘艦船の出入りも倍になるでしょう。(す)

      新かながわ第1833号(2003年10月10日)より






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