横須賀の空母母港化に関する年表
1968年
11月第7艦隊旗艦・ミサイル軽巡洋艦オクラホマシティーが横須賀を母港化
1971年
2月日米安全保障協議会で横須賀を第7艦隊の攻撃型航空母艦の母港とするこ
とを協議(報道)
4月19日 母港化についての報道にたいし、横須賀市議会市政対策特別委員会が母港化反対の国への要望を採択
11月18日 第7艦隊の第15駆逐戦隊が横須賀母港化
12月15日 参議院沖縄協定特別委員会で外務省アメリカ局長が「米側に極東地域に母港を設けたいとの考えがあ
る」と答弁
12月18日 福田外相が記者会見で「空母乗組員を横須賀に住まわせたいとの話はある
ようだ」と発言
12月27日 津田県知事が政府に「母港化が避けられるよう努力してほしい」と要請
12月28日 長野横須賀市長が外務省アメリカ局長と会談。横須賀市として反対を申し入れたが、外務省は、正式な
申し入れがあれば認めることを表明
1972年
1月第7艦隊母港化反対・艦船修理部全面返還要求市民大会
2月同上、横須賀市議会で全員一致の決議
11月15日 外務省アメリカ局長から横須賀市長宛「通常型航空母艦の乗組員家族(約1000世帯)を民家を借り上げ
て居住させる。新たな施設・区域の提供を要するものではない。」と意向照会
11月21日 長野正義横須賀市長が「現状やむを得ないものとして了承する。原子力航空母艦の寄港は将来にわたっ
てもないよう特に配慮されたい。」と回答
12月11日 日米合同委員会で追浜の海軍航空隊跡地の制限水域一部解除を合意(母港化の見返り)
12月17日 横須賀市議会市政対策特別委員会で長野市長が、「外務省は母港化でなく、乗組員の海外居住だといっ
ている」と発言
12月22日 神奈川県原水協の抗議にたいし長野市長は、「たかが空母の1隻、家族住
宅が1000戸増えるだけの話」と発言
1973年
1月20日
9月30日 空母ミッドウェーの艦載機が厚木基地に飛来、爆音激化
10月 5日 空母ミッドウェーが母港化後はじめて横須賀に入港
10月 7日 母港化反対横須賀大集会
12月19日 参議院決算委員会で大河原アメリカ局長が「空母ミッドウェーが横須賀周辺に家族を居住させておる期
間はおおむね3年というふうに承知いたしております」と答弁
よこすか 投稿者:のもを(No More Wars)
投稿日:12月10日(金)13時08分4秒
1977年
9月27日 横浜市緑区(当時)にRF−4ファントムが墜落
1987年
12月23日 茅ヶ崎市議会が空母母港撤回の意見書採択
1988年
4月28日 大和市で「爆音をなくし空母の母港を止めさせるシンポジウム」開催。1
50万証言運動を提唱
1990年
2月23日 米国防長官が、空母ミッドウェーからインディペンデンスへの交代を発表
10月13日 空母ミッドウェーは湾岸海域へ移動開始
11月 3日 ミッドウェーは湾岸に派遣されていた空母インディペンデンスと任務を交代
1991年
1月17日 湾岸戦争勃発
2月28日 湾岸戦争終結
4月17日 湾岸戦争からミッドウェーが横須賀に帰港
8月10日 空母ミッドウェーがインディペンデンスと交代のため横須賀を出港
9月11日 空母ミッドウェーと交代した空母インディペンデンスが母港化のため横須賀入港
1994年
10月14日 空母インディペンデンスの艦載機A−6イントルーダーが高知県早明浦ダム上流に墜落
8月12日 在日米海軍が空母インディペンデンスからキティホークに交代すると発表
11月横須賀基地の空母用12号バースの延伸計画が浮上
1998年
2月 5日 防衛施設庁が、12号バース延伸工事は98年度から3年間の計画で、予定どおりなら2001年度に
完了と説明
7月 7日 空母インディペンデンスがキティホークと交代のため横須賀を出港
8月11日 空母キティホークが横須賀母港化。ミサイル巡洋艦チャンセラーズ・ビルも同時に母港化
11月10日 米太平洋軍準機関紙「星条旗」が、原子力空母の横須賀配備が、日米間で
既に作業に入っている」とする第7艦隊司令官の談話を掲載
11月29日 「米原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」が発足
2001年
8月10日 横須賀でキティホーク母港化3周年抗議集会(平和運動センターなど)
10月 1日 空母キティホークがアフガニスタンへのテロ報復攻撃「不朽の自由作戦」のため出港
12月22日 空母キティホーク戦闘群司令官がインタビューに答え、同空母艦載機15機がアフガン空爆に参加したと言明
12月23日 空母キティホーク機動部隊が「不朽の自由作戦」から帰港
2003年
1月23日 キティホーク機動部隊が横須賀を出港
2月 7日 洋上のキティホーク機動部隊にイラク攻撃への出動命令
3月20日 イラクへの軍事攻撃開始
5月 6日 キティホーク機動部隊がイラクから帰港
この年表を作成するにあたって、神奈川平和委員会の鈴木和弘氏から資料提供いただきました。
http://members.jcom.home.ne.jp/kakushinkon/bokoukanenpyou.htm
より
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