米空母「ミッドウェー」改修に関する質問主意書と答弁書

米空母「ミッドウェー」改修に関する質問主意書--1985(昭和六十)年一月十四日ならびに内閣総理大臣中曽根康弘による答弁書--1985(昭和六十)年一月二十五日
 米空母「ミッドウェー」改修に関する質問主意書


質問主意書


質問第一八号
米空母「ミッドウェー」改修に関する質問主意書
右の質問主意書を国会法第七十四条によつて提出する。
  1985(昭和六十)年一月十四日
上 田 耕 一 郎   

       参議院議長 木 村 睦 男 殿

質問主意書
 昨年暮れの報道によれば、米海軍は今年横須賀を「母港」とする空母「ミッドウェー」を横須賀で大改修する予定で、その改修期間は一年ないし一年半ということである。この報道に関連して、以下質問する。
一 政府は、米海軍が今年、空母「ミッドウェー」を横須賀で一年ないし一年半の長期にわたつて改修する、という情報を得ているのかどうか。
答弁書  (一から三まで及び五について)
 政府としては、報道されているようなミッドウェーの大改修を行う計画を米軍が有しているとは承知しておらず、このような仮定の問題に関連してあらかじめ政府の方針や米国の政策等に関する見解を申し述べることは差し控えたい。
 なお、御指摘のフリーテックス八四の際、カール・ビンソンの艦載機が三沢対地射爆撃場で訓練を行つたことは、政府としても承知している。

二 横須賀で「ミッドウェー」の大改修を行うようになれば、これまで政府が横須賀は「ミッドウェー」の母港ではなく「家族対策」のもの、と述べてきたこととも異なる本格的母港=根拠地になるのではないか。
 政府は、対ソ戦略上の拠点基地としていつそうの役割強化につながる横須賀での「ミッドウェー」大改修を認めるべきではないと思うがどうか。
答弁書  (一への回答に同じ)
三 「ミッドウェー」が大改修に入れば、第七艦隊では、「ミッドウェー」のかわりとして、原子力空母「カール・ビンソン」「エンタープライズ」などが任務を果たすようになり、それらが日本に反復入港するようになるのではないか。そのことは、同時に日本が事実上それらの「母港」になるのではないか。
答弁書  (一への回答に同じ)
四 私の昨年の米原子力空母「カールビンソン」寄港に関する質問主意書に対する政府答弁書(内閣参質一〇二第一号)では、「今回のカール・ビンソンの横須賀寄港中その艦載機は原則として同艦にとどまる予定」と述べていた。ところが、今年一月一日付「神奈川新聞」は、「カール・ビンソン」が横須賀入港中に、その艦載機一機が厚木基地上空に飛来したことを報道している。このような「カール・ビンソン」艦載機の厚木基地上空への飛来と、私の質問主意書に対する政府答弁書との関係をどう説明するのか。
答弁書  四について
 政府としては、カール・ビンソンの艦載機は、同艦の横須賀寄港中、原則として同艦にとどまつたと承知している。
五 青森県の地元新聞報道によると、米海軍が昨年行つた戦後最大の演習「フリーテックス’84」の際、「カール・ビンソン」の艦載機が青森県三沢の対地射爆場で訓練を行つた、ということである。これは事実か。
 「ミッドウェー」が大改修に入れば、その艦載機は常時厚木基地や三沢の対地射爆場などで訓練を行うようになるのではないか。
 さらに「ミッドウェー」の代替空母の「カール・ビンソン」「エンタープライズ」などの艦載機も厚木基地や三沢基地などに飛来し、対地・対艦攻撃訓練や着艦訓練の機会が増え、基地周辺の騒音がいつそう激しくなるのではないか。
答弁書  (一への回答に同じ)






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