砂袋誤投下事故抗議要請書

要 請 書 
 横田空軍基地の第三六空輸中隊所属のC一三〇が、五月五日午後五時五二分頃、訓練用の積載物であるパラシュートを付けた七キログラムの砂袋を滑走路南約一四・五キロメートルで落下させた。砂袋は町田市小山町住民の屋根に落下し、屋根瓦が破損した。これは、一歩間違えば住民の身体・生命の安全をおびやかすものであり私たちは、今回の事故に対して、怒りをもって抗議するものである。
 横田基地では、九六年に、C一三〇が訓練の際に七キログラムの砂袋を誤投下するという事故がすでに起きており、米軍は横田基地における投下訓練を取りやめると言明している。それにも関わらず、再度誤投下事故を引き起こしたことは、周辺自治体・住民との約束を破るものであり許すことはできない。

 横田基地は人口密集地にあり、このような場所は本来、軍事基地などをおくべき場所ではない。横田基地周辺住民は、耐え難い爆音と事故の危険の中で、大きな不安と怒りを持って生活している。このような人口密集地上空での、誤投下事故を引き起こす可能性のある訓練の実施は、米軍が日本人の生命・財産・人権を軽視していることを事実をもって証明するものである。私たちはこのような占領者意識を許すことはできない。

 昨年は、C九のエンジン火災事故、燃料漏れ事故、米軍兵士による傷害・殺人未遂容疑事件が引き起こされた。それに続いて今回の誤投下事故が引き起こされ、周辺住民は不安を募らせている。

 また、私たちは一〇日に、この問題について抗議に訪れた際、広報担当職員の体制がとれないことを理由として対応を拒まれた。このような事故を起こせば、抗議に訪れるものがあるのは当然であるにもかかわらず、基地側の都合によって対応を拒んだことは、とりもなおさず、基地が今回の事故の重大性を認識していないことと、われわれ日本国民を軽視していることとを証明するものであり、許すことはできない。

 われわれは、こうした周辺住民無視の訓練を一切中止すること、事故の原因を徹底的に究明し公開すること、このような事故の再発を防ぐ徹底した措置をとること、ならびにこうした事故の元凶である横田基地の撤去を重ねて要求するものである。
一九九九年五月一〇日

横田基地撤去と基地被害をなくす共同行動連絡センター
代表委員 岩本寅次(西多摩労組連議長)
 児島 徹(医療法人健生会理事長)
 鈴木亜英(三多摩法律事務所弁護士)
 田中龍男(国立・立川・昭島労連議長)
 浜林正夫(一橋大学名誉教授・横田平和まつり実行委員長)
 三好鑛一(三多摩労連議長)

在日米軍兼第五空軍司令官ジョン・B・ホール中将殿
在日米軍横田基地第三七四空輸団司令官マーク・A・ボルチェフ大佐殿



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