数個を南朝鮮と日本にある米軍基地に向けて

「もし北朝鮮が核兵器のミサイル運搬手段をいくつか持っている場合、北朝鮮はそのうち数個を南朝鮮と日本にある米軍基地に向けて使うか、それを使って脅すことができるだろう。これらは、米軍の先制攻撃を受けて、合法的に攻撃を起こしうる軍事目標なのだ。」

「ブレティン・オブ・アトミック・サイエンティスト」
2005年3-4月号(危険なドクトリン)で
ロジャー・スピ−ドとミッチェル・メイが警告している。

米国による核保有敵国への核の使用は、発射推進力に不可欠である海外の米軍基地や、空母、及び他の高度集積目標を危機に陥れるような反撃を導き出すだろう。さらに、米国の先制攻撃政策は、より弱い核武装敵国に、米国の軍事目標にたいし、そのもっとも効果的な兵器を使って蓄積=buildup局面に先制攻撃を加える誘因となろう。

(攻撃を受けた)北朝鮮が、その10から20%の大砲と短距離ミサイルが残るだけで、ピョンヤンはおそらくソウルを壊滅できるだろう。より後方の長距離ミサイルもまた生き残るだろうから、核もしくは化学兵器の攻撃は、近接の砲かミサイルにすら依存せざるを得なくなろう。 

それらを沈黙させることは米国の能力を削ぎ、米国と同盟国とをさらに断絶させるだろう。。。

こうして、アメリカが新種の核兵器やミサイルを多数入手したとしても、米国が起こす戦争は米国の勝利に終わるとしても、何千人ものアメリカ人と何百万人の朝鮮人への悲劇と、朝鮮半島に多大な破壊を、そして数えきれない重大な影響をもたらすものとならざるを得まい。
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 北朝鮮が核・ミサイルを開発するかどうかは、六ヶ国協議のいかんと、朝鮮半島の主体である南北朝鮮の国民の平和的統一への動きが決定的に重要なものだろう。同時に、米軍再編のなかで韓国と日本の米軍にたいし、1994-95年のような朝鮮半島における先制攻撃をいとわない戦略を放棄するよう、両国民が迫ることだろう。

 1兆円以上もかかると
      いわれる「ミサイル防衛」システム導入などの大軍拡

六ヶ国協議の参加国のうち、
韓国がこの「ミサイル防衛」不参加であるばかりか、
中国、ロシアは反対している。

六ヶ国協議の成功を期待し、とりわけ中国にそのための努力をすべきだと
強調しておきながら、その中国(および北朝鮮、ロシア)を対象にした
「ミサイル防衛」に参加する。

そうしたやり方が、国際的信用を得るものだろうか?


北が本気で日本をねらっているとすれば、
ねらいはどこか?
横田?横須賀?それとも嘉手納?

いずれも、「海外の米軍基地や、空母、及び他の高度集積目標」であり、
ミサイル防衛は、北朝鮮などが、これらの基地などを「危機に陥れるような」攻撃をする可能性がある、という前提に立っている。

”3度連続して迎撃失敗”

こんな不確かなものに「参加」し、税金を使い
しかも「現場判断」で「応戦」してよいのか?

それだけでなく、
お隣の韓国など、「何百万人の朝鮮人への悲劇」をもたらしかねない
のが、ミサイル防衛なのではあるまいか。

「韓流」というなら、そうした隣国への多大な犠牲を招く可能性がある
いっさいの行為を止めるべきだろう。

多くの日本国民が、サッカーなどを通じて平和的な国際交流を望んでいる。
その願いは、危険なミサイル防衛計画とは決して相容れない。

「主権なき」日本政府の同計画参加、
「自分だけ良ければいい」アメリカの計画主導にたいして
声をあげるべき時だと思う。








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