社民・ネット今村議員による在日アメリカ軍再編に関する質問


平成16年 9月定例会(第3回)−09月08日-02号

12番(今村路加) おはようございます。一般質問、トップバッターで質問させていただきます。議員生活初めてでございますけれども、よろしくお願いを申し上げます。

 さて、今回は3項目質問をしておりますけれども、まず1項目め、在日アメリカ軍再編に伴う市への影響についてであります。

 町田市には一体どのような影響があるのでしょうか。今、報道されている状況を聞きますと、国、もちろん米軍からも、アメリカ軍からもそうでありますけれども、具体的な提案は一切ないというのが公式な見解のようであります。基地を抱える自治体は大変困惑をしております。町田市自身は市域の中に基地を持っているわけではありませんけれども、周辺の自治体と、特に神奈川県とは緊密な連携をとっていると日ごろから市長はおっしゃっておりますけれども、影響についてはどのように考えているのか、お聞かせいただきたいと思います。
 また、その周辺自治体、そしてまた、東京都自身の問題としても、どのような連携をされていくおつもりがあるのかどうか、お聞かせいただきたいというふうに思います。

市長(寺田和雄)
 それでは、ただいまのご質問にお答えをいたします。

 最初に、在日アメリカ軍の再編の問題がいろいろマスコミを初め各方面で取りざたをされているわけですが、率直に申し上げて、これらのことについてはまだ具体的に政府、あるいは都道府県から何の通知もないわけであります。したがって、目下取りざたされている情報の中でお答えをしたいというふうに思います。

 我が国における在日アメリカ軍の再編の問題が非常に広範囲にわたって取りざたされているわけでありますが、私は、これはやはりイラク戦争を初めとして各方面で非常にすさまじいテロの事件があったり、そういう状況下の中でアメリカ軍自身がさらに次の時代を見越した、いわば軍の再配置の問題だろうというふうに考えているわけでありますが、特にこの周辺の問題でいきますと、1つは、一番手近なところでは相模原における米軍補給廠に関係して、その再編の問題が若干議論されているということと、特にそれは沖縄の関係も絡んでくるわけであります。


 もう1つは、キャンプ座間にアメリカの陸軍第1軍団司令部が移ってくるということも取りざたされているわけであります。この第1軍団司令部というのは、もともとはワシントン州にありまして、役割としてはアジア太平洋地域を対象とした紛争に対処するということで、常時兵力2万人、さらに予備枠が2万人というようなことで、最大の場合は4万人動員できるという体制のようでありますが、これがキャンプ座間に司令部が移ってくる、こういうことが報道されているわけであります。

 これは、やはり先ほど申し上げたように、イラク紛争とか、いろんな関係を視野に入れてのことだろうというふうに私は推察をするわけでありますが、このことについてはお隣の相模原市と座間市、これが地元市ということで市長連名、あるいは議会も反対を決議をするというようなことで、国に対して、米軍に対しても、情報の開示を初めとして地元としては反対であるということを既に申し入れをしているようであります。

 これは、やはり何といいましても、テロの対象になるのではないか、極めて重要な司令部でありますから、専らテロの標的になる可能性があるというようなことや、あるいは基地の強化、そして恒久化につながるのではないかというふうなことが地元としても心配をしているというところのようであります。米軍の考え方としては、伝えられるところによりますと、この秋の11月ごろから来年の半ばごろまでに座間への移転を終わりたいというふうなことであります。

 私は、先日、相模原市長との毎年行っている両市の首長懇談会の中で、このお話が相模原の市長の方からあったわけでありますが、私どもも相模原市とは、もちろん自治体は違うわけでありますが、業務核都市として一連の連携した町づくりを行うという地域になっているわけでありますから、必要ならば町田市も加わっていいですよというお話は申し上げております。目下、そういう状況にあるわけであります。

 それから、その他の問題としては、厚木基地の――これは米軍機の離発着が厚木基地から移るのではないかというふうなことがにわかに伝えられたわけでありますが、専ら候補地は岩国というようなことでありまして、当然岩国の方は反対であるということでありますから、我々は硫黄島を初めとして厚木基地での訓練がなくなるということはもう大歓迎でありますので、これはぜひそういう方向で行ってほしいと思いますけれども、一面、米軍の方は新たにさらに騒音の激しい新しい機種の導入なども始めたということでありますから、なかなか厚木基地の騒音問題というのはそう簡単な解決は難しいかなというふうに思っております。
 そのようなことが身近な問題としてあるわけでありまして、当然沖縄の方も普天間の問題やら、海兵隊の移駐やら、いろんなことが取りざたされておりますが、これからも一層注意をしながら必要ならば発言をしていきたいというふうに思います。

 また、このことについては、横田基地の問題も一面あるようであります。具体的なことは私は聞いておりませんが、東京都としても無関心ではいられないということでありますし、横田基地の周辺の自治体も同様であります。これらについては、また東京都と連動をして対応してまいりたいというふうに思います。

 それから、なお相模原の淵野辺の補給廠の関係については、従前から町田市と相模原市の中で、これは担当者レベルでありますけれども、協議会を持ち、いろいろと情報の交換やら、あるいは基地のこれからの問題等について協議をしているということでありまして、これからも一層関心を持って取り組んでまいりたいというふうに思います。


◆12番(今村路加) まずはご答弁ありがとうございました。1項目ずつ再質問をさせていただきますので、よろしくお願いします。

 まず、在日アメリカ軍再編に伴う市への影響についてでありますけれども、市長からお話がありました。私も聞いているとおりでありますし、マスコミ等もそのような報道をしているわけでありますけれども、特に問題になるのは、1つは神奈川県下のキャンプ座間の問題ですね。座間市、そして相模原市にまたがっているわけでありますけれども、ここに第1軍団が来る。おおむね司令官というわけですから、今、横田にいる司令官が200人と言われています。この横田の司令官については順次本土に帰っていくということで、70人から50人ぐらいになるのではないかということで縮小される予定になっています。

 しかし、キャンプ座間につきましては、市長もご存じかもしれませんけれども、あの基地の中を見て――基地の中を見るというのもおかしいですけれども、配置図、そしてまた周辺から見てもわかるように、大変きつきつでいっぱいでありまして余裕がないわけですね。その中に何人来るかわかりませんけれども、ある報道などによりますと、500人程度は来るのではないかということが言われているわけでありますので、当然あの中で本当にすべてが完結するのだろうかという危機感が私自身にはあります。

 それはなぜかといえば、当然お話に出ました相模補給廠、ここの部分については、今は単なる補給廠としての機能をしておりますけれども、これも1度一般質問をさせていただいたり、町田市でも返還を求める決議を市議会として出しております。メディックという戦争中の移動病院、これを既にあそこに配置をして訓練をするなどということで、常駐化につながるのではないかという危機感についても市長に前にお話をさせていただいたところでありますけれども、この問題については、例えば知事会、これは全国のアメリカ軍基地を抱えている知事でつくっている、構成している知事会、また、神奈川県下でも神奈川県の知事、そして周辺、神奈川県下の基地を抱えている自治体の長、これらの協議会ですべてこの米軍再編、アメリカ軍再編に伴う基地の増強について反対をする、こういった決議を政府に上げているわけです。

 しかし、政府からは正式な回答は一切今はおりてきていないわけですから、町田市としても何もわからないというのは当然かもしれませんけれども、今お話があったとおり、もともと協力をしている中で町田市長としましても、ぜひこれらの中にどんどんと入っていきまして、再編に伴う周辺自治体、そして町田市にも大きな影響が及ぼされるだろうと想像されるわけでありますので、より強く行動をしていただきたいというふうに思います。

 職員の相互交換をしながら、その中で相模補給廠の返還についても、町づくりについて話し合いをしているということでありますので、ぜひその中で一緒に協議会の中に、今、一部オブザーバー参加をしていただいておりますけれども、積極的に出ていっていただきたいなというふうに思います。相模原市長は、もう6月の段階で3回ほど米軍厚木基地の方にも赴いているようであります。直接行けとまでは言いませんけれども、ぜひそうした行動をともにしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

 それからもう1つ、東京都としましては横田基地の問題があるわけであります。これは、もちろん石原知事も全国の知事会とともに、反対の意見を述べているわけでありますけれども、町田の騒音は主に厚木基地を離発着する米軍機による騒音、そしてもう1つは、横田基地におりる主な貨物、これによる小山地域を中心とした騒音があるわけであります。今回の一般質問でも、厚木基地の騒音の問題については後に質問があるようですから余り触れませんけれども、こうした騒音問題、この問題についてもぜひ強力に取り組んでいただくと同時に、横田、この問題についても騒音があるということ。特にこの再編に伴って逆に自衛隊管理になる可能性も一部報道されているわけですから、そうすると、もしかしたら今よりも戦闘機などが配置をされるということになれば、騒音が大きくなる可能性もあるわけでありますから、この辺は慎重に情報収集をしていただきたいというふうに思いますので、これらについて市長からのご答弁をお願いをしたい。決意をお聞かせいただきたいと思います。


(市議会議事録より)




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