当日の事故後の推移などについての国会議事録の抜粋

2009/10/14 (Wed) 11:01:37

昭和39年4月9日参議院法務委員会
参議院会議録情報 第046回国会 法務委員会 第18号

(基地周辺の事故件数や犠牲者、=1964.4.5当日の事故後の推移などについての抜粋です)

○稲葉誠一君(日本社会党。質問=略)
○国務大臣(福田篤泰君) (1963年第2次池田内閣で防衛庁長官)
昭和二十七年四月から昭和三十八年の十二月までに基地周辺のしかも死傷を伴いました事故件数は三十四件であります。死者が二十、負傷者が三十三名であります。それ以外に、基地周辺以外のところでごく少数の事故が発生いたしております。死傷を伴わない事故も相当ございま(す)。

○国務大臣(福田篤泰君) 事故の発生いたしましたのは五日でありますが、翌日私はフェルト太平洋軍総司令官並びにハンナ公使にお会いいたしました。
昼と夜お会いいたしました。ちょうど会うにはいい機会と思いましたから、この際抜本的な対策を立てたい。
死傷を伴う件数が毎年約三件ぐらいに上るのですが、これは国民に対する不安感の重大性を考えても、まずとりあえず人口稠密地帯の基地周辺の上を飛ばない方法はないだろうか。軍事上、機密上どうしても不可能な場合に、最小限度に、地上の事故があった場合に被害を局限化し得る具体的な対策はどうあるべきか。
とりあえず二点を私は申し入れをいたしました。
これはその翌日七日の分科委員会でも当然取り上げられ、幸い町田と厚木との間は十二キロでありますが、いろいろ具体的な報告を受けますと、町田市街ははずれておるようであります。しかし、私はそれだけでは困りますので、これは単なる厚木基地だけの問題ではない、全国の基地にも大きな直接の関係がありますので、この点は強くわがほうの基本線としていまの二点を具体的に申し上げました。米側も原則的に承諾いたしました。日米合同委員会に勧告するということになりました。おそらくこれから専門家を動員いたしまして具体的に検討される、そういう段階じゃないかと存じます。

○岩間正男君(日本共産党) 当日の状況並びに警察、警察庁の処置がどうであったかということからお聞きしたいと思うんですが、あの日は、警察は、いつ通知を受けて、それからこれに対してどんな処置をしたか、お伺いしたいと思います。

○政府委員(日原正雄君) 十六時二十八分ごろ、町田警察署に在署中の警察官二名が署の裏庭で作業中に、南東上空で異様な音響とともに落下傘らしい白い物体が浮かんで、航空機らしいものが急降下の状態で墜落をしていったのを認めたので、直ちに初動体制に入ったわけでございます。
で、刑事課長以下十六名が、十六時三十五分に現場に到着をいたしまして、死傷者の救護活動に全力をあげるとともに、交通規制に当たった。
それから機動隊一個分隊の派遣要請を行なった。
それから緊急招集によって参集した署員三十二名が、地元消防団約三十名の応援を得て、救護活動に当たった。
十六時五十分ごろに、米軍並びに憲兵十二名が現場に到着いたしております。
それから十七時十五分ごろ、第一自動車警ら隊の目黒分駐署から十三名が現場に到着をいたしております。
それから十八時ごろには、新たに要請を行ないました機動隊一個中隊六十三名が現場に到着いたしました。
それから十八時十五分ごろ、現場鑑識班が到着いたしました。それから現場検証までの間、一応現場保存、これは米軍憲兵十二名と町田署員が行なったわけでございます。

 それから四月六日に、捜査一課員それから町田署の刑事課員が、これは大規模な事件のために、現場検証前に、おのおの事故発生直前の目撃者の発見と、関係者の取り調べに当たりました。同日の午後、捜査一課員が検証に立会をいたしております。
 それから四月七日は、前日に引き続きまして、目撃者の発見、それから所轄署員は関係者の取り調べに当たって、事件の実態把握につとめております。それから鑑識課員、科学検査所員、これは引き続いて現場の検証活動に当たっておる状況でございます。

○岩間正男君 警察がかけつけたときは、すでに米軍が来ていて、二重の縄を張っていたというんですが、これは事実とどうですか。

○説明員(川井昌吉君) 外勤課長でございます。ただいまの件につきましてお答え申し上げます。
 米軍が現地に行きましたのは、十六時五十分でございます。警察のほうが現場に到着をいたしましたのは十六時三十五分ごろでありますので、警察のほうが米軍より先に現地に到着をいたしました。

 米軍の十二名の内訳でございますが、そのうち五名が憲兵、これはカービン銃を持った制服の警備隊でございます。あとの七名は、初めから作業服を着ておったと思います。それで、この五名が警察官と一緒になって付近の警戒に当たった。あとの七名の作業服を着た米軍ですが、これは主として飛行機の残骸の発掘にこれも警察と共同で当たっておるという状況でございます。特に米軍が縄を張ったかという点でございますけれども、そういう点は聞いておりません。

○岩間正男君 私たちの手にした情報とは違うんですが、先に米軍が行って、もう二重の縄を張ってしまった、そこへ警察がかけつけたということになっておりますがね。その点は調べたですか、どうですか。

○説明員(川井昌吉君) そこはもちろん現場は町田署員が主としてやっておりますので、町田署からの報告でございますが、報告のとおりとすれば、申し上げたとおりであります。

○岩間正男君 もう一度その点についてこれはさらに調査してほしいと思います。






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