「命の値段」の格差 この事件が起きたときに、アメリカでこんな事故が起きたら幾らぐらい補償が出ますかと、ある人がアメリカ大使館の主要な人物に聞いたら、さあ三十万ドルくらいでしょうかというお話だった。 (石橋委員。のちの社会党委員長)衆-内閣委員会- 昭和39年04月10日 1ドル360円だから、およそ1億円である。これにたいして、 日本人の命の「賠償」が、ひとり、300万円だった。33倍である。 それも従来より大幅に引き上げられてこのレベルになった。 大統領はじめ軍幹部などからおわびがあったというが、 この両国の「命の値段」の格差をどのように認識していたのだろうか? | ||
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